満室ビル・満室オーナーの秘密・・・その2
満室経営を継続する、貸しビルオーナーさんは、サービス業の意識が非常に高い!
・貸してあげている・・・の、オーナー
・借りてもらっている・・・の、オーナー
その気持ちが、貸しビル運営に大きな違いを生み出します。
もちろん大家さんご本人に、そういった意識はありません。ですが、結果的に同じことをしてしまっているオーナーさんが多いのです。
貸しビル業は、サービス業。
殆どの大家さんは、「そんなつもりはない」でしょう。
しかし
・そんなつもりはない
と
・借りてもらっているから、ありがたい
の意識は、大きく違います。
例えば・・・
入居テナントから要望が上がった時、スグに・真摯に対応していますか?
・正直、面倒くさい
・改善にお金かかるから、やりたくない
こんな考えが頭をよぎると思います。でも、
「対応しないと、退去するかもしれない」
と考える大家さんは、違います。
デキる、デキないは二の次。まずは、改善できる方法はあるかを考えます。
何でもかんでも、テナントの要望に応える・・・と言う意味ではありません。
デキること、デキないことはハッキリ伝えます。ハッキリ伝える・・・ということは、真剣に対応している証拠です。(もちろん、理由や言い方は細心の注意が必要です)
テナントの要望・・・より、自分の都合を優先していませんか?
テナントからの要望は、競合に勝つチャンス!
ビルオーナー自身では気付かなかったポイントを、知れたわけです。他のテナントビル・店舗に差をつける機会です!見逃すのは、本当にもったいないこと。
アナタの貸しビルは、賃貸区画を貸し出すサービス店舗
ビル全体を、アナタのサービス店舗です。
ビル運営に関わる全ての業者さんは、店頭に立つ店員さんです。
お客さんにとって、店員さんの対応が悪ければ、そのお店は悪いお店に成り下がります。
ビル運営の委託先スタッフの対応は、ビルオーナーが対応しているのと同じものととらえます。
だから・・・
裏方さんも含めた関係者全員に、
ビルの運営方針(店舗の運営方針)
ビルとして提供していること(店舗のサービスメニュー)
ビルに関わる人として、注意して欲しいこと。やって欲しいこと(店舗スタッフの教育)
など、アナタのビルはこういう考えです。を、シッカリ共有してもらう必要があります。