中小テナントビル・オーナー向け

テナントビル・貸店舗の空室対策・・・分割?

  
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テナントビル・貸店舗の空室対策・・・分割?

出店希望者は、様々な大きさの店舗を探しています。
5坪
20坪
30坪
・・・・

現在の空室が、仮に30坪だったとします。
探している人の条件に合致したビル・店舗であったとしても、大きさ・広さ・賃料の条件が合わないと借りてはくれません。でも、15坪なら、借りたい人がいるかもしれません。

よって、募集段階では
・15坪
・30坪
両方で募集をかければよいのです。

実際に借りたい人・店舗が決まってから、間仕切り工事を行う形にしておけば
15坪
30坪
どちらのお客さんにも対応ができます。

分割するメリット
空き室を分割することで、メリットも生まれます。

(1)トータル賃料が、高くなる
一般的に、坪数の小さい物件の方が、坪単価が高くなります。
下記のようなイメージです
30坪一括貸し(30万円) < 15坪の2分割(33万円)

30坪・・・坪単価1万円
15坪・・・坪単価1,1万円

(2)空室リスクの対策になる
一括貸しの場合、そのテナントが退去した場合、家賃収入はゼロ。
分割貸しの場合、1つが空いても、もう1つのテナントがあるので家賃収入が途切れません。

分割するデメリット
一方で、分割することのデメリットもあります。
(1)契約や更新などの手間が増える
2店舗に増える分、契約の手続きや更新の手続きなどが増えるため、手間が増えます。

(2)トラブルの可能性が増える
こちらも2店舗に増える分、万が一のトラブル発生の確率が上がります。

以上、良い面・悪い面がありますが、収益を最優先に考えるのであれば
>分割貸し・・・<
は検討に値する空室対策です!

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